2024年度 学生イニシアティブ事業成果発表会について
2025年2月11日(火)に大学コンソーシアムやまなし・地域社会活動支援事業委員会主催による2024年度学生イニシアティブ事業成果発表会が、山梨県立図書館イベントスペースにて開催されました。当日は、71名の方が参加されました。
学生イニシアティブ事業は、大学生が中心となり地域課題についてグループで取り組む域学連携事業です。今年度は、2024年6月に書類審査が行われ、7グループが活動補助金(3万円)を獲得し、2025年2月まで地域社会活動を行ってきました。実践活動の成果発表会はすべてのグループが、問題の所在、活動の目的、課題解決方法、成果、今後の課題などについて、パワーポイントを用いて工夫を凝らしたプレゼンテーションを行いました。
長時間にわたる審査・アドバイザーをご担当いただいたのは、岩田 遥(RENSA合同会社代表)、金丸 滋(株式会社アルプス代表取締役社長・審査委員長)、曽根原 久司(特定非営利活動法人えがおつなげて代表理事)、中込 章(市川三郷町子育て支援課係長)、舩木 上次(萌木の村株式会社代表取締役村長)の5名の方々です。いずれもまちづくりや地域振興に造詣の深い専門家の方々です。
審査の観点は、
① 問題意識(地域課題の明確化、活動目的、問題解決の方法など)
② 実践力(計画に沿った実践力、地域の人との協働力、課題発生時の改善力など)
③ 地域貢献力(目標に沿った実績、地域貢献力、今後の持続可能性など)
④ プレゼンテーション力(表現力、構成力、コミュニケーション力など)
の4観点です。
審査員からは、「思い切って食生活や食料問題にまとをしぼるという方法もあったのではないか」、「昨年までの活動に加え、今年度は新たな挑戦をされたようだが抵抗勢力にはどのように説明しましたか」、「なぜそういう方法にしたのかについて詳しく教えてください」、「3つの提案をされましたが、自分たちの中で優先順位をつけていますか」などの質問や感想が寄せられました。
なお、発表を行ったのは以下のプロジェクトです。
① 難民支援サークルGood Samaritans(山梨英和大学)
② 春日地区の魅力発見ポスターづくり(山梨県立大学)
③ 山梨英和大学附属図書館学生協働サークルLIKE“らいくん文庫!”実行委員会(山梨英和大学)※奨励賞
④ つるっ子プロジェクト実行委員会(都留文科大学)※優秀賞
⑤ 小菅村で「子育てしながら働く未来」を共創する~地域×学生×親子で生み出す新たなコミュニティ~(山梨大学)※最優秀賞
⑥ いきいき健康づくりプロジェクト(山梨県立大学ほか)
⑦ 空き家リノベーションプロジェクト(山梨大学ほか)
2024年度 学生イニシアティブ事業成果発表会について
地域社会活動支援事業委員会は、2025年2月11日(火)に山梨県立図書館 イベントスペースにおいて開催される「2024年度学生イニシアティブ事業成果発表会」の観覧者を募集しています。今回の成果発表会では、県内の大学に在籍する6つの「自由研究部門」学生団体と「課題研究部門」空き家リノベーションプロジェクト団体が、本年度の実践活動を発表します。地域貢献やまちづくりに興味のある皆様、ぜひお越しください。
入場は無料でどなたでもご覧いただけます。事前申込みなし。
※詳細はちらしをご覧ください。